二種類の視覚刺激提示時におけるSSVEP検出・判別アルゴリズムの性能について
二種類の視覚刺激提示時におけるSSVEP検出・判別アルゴリズムの性能について
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC4-18
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Study on SSVEP detection and discrimination algorithm against two visual stimuli
著者名: 平下 拓海(名古屋工業大学),曽根 健太(名古屋工業大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),内匠 逸(名古屋工業大学)
著者名(英語): takumi hirashita|kenta sone|arao hunase|ichi takumi
キーワード: SSVEP|BCI|二種類の視覚刺激二種類の視覚刺激|SSVEP|BCI|two visual stimuli
要約(日本語): 近年,SSVEPを利用したBCIの研究が進んでいる。我々は,単一点滅視覚刺激に対して刺激提示時と刺激を提示しない安静時判別のためのSSVEP検出・判別アルゴリズムを検討してきた。 本アルゴリズムは,刺激提示時や安静時のデータにおいて,刺激周波数と一致する周波数を含む割合から安静時・刺激注視時を判別する。しかしながら,これまで単一点滅刺激に対しての性能しか評価を行ってこなかった。本稿では,二つのチェッカーボードを異なる周波数で点滅させ二つの周波数刺激におけるアルゴリズムの性能評価を行う。チェッカーボードは左右に配置し,チェッカーボードの中心および画面中央に固視点を配置する。被験者が左・中央・右・中央の順に固視点を注視した際の脳波に対し含有率を算出し判別する。その結果,チェッカーボード注視時の平均判別率は80%以上を記録した。また,安静時の判別率がチェッカーボード注視時の判別率より低下した。
PDFファイルサイズ: 432 Kバイト
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