マインドワンダリング検出を目的とする低コストwearable化NIRSデバイスの開発
マインドワンダリング検出を目的とする低コストwearable化NIRSデバイスの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC4-20
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Development of a low cost and wearable NIRS device for the purpose of detecting Mind-wandering
著者名: 佐藤 哲也(名古屋工業大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),伊東 嗣功(秋田県立大学)
著者名(英語): tetsuya sato|arao funase|hidekatsu ito
キーワード: NIRSデバイス|マインドワンダリング|低コスト|ウェアラブル|酸素化ヘモグロビン濃度反応速度|NIRS device|Mind-wandering|low-cost|wearable|oxygenated hemoglobin concentrationreaction time
要約(日本語): 近年,脳活動から得られる情報を基にデバイスの操作を行うBCI(Brain-Computer-Interface)の開発が進んでいる。従来のBCIにおいて集中時の脳活動を計測し,集中時とMW(Mind Wandering)を判別していない。そこで,MWを判別し,人の集中状態を評価することでBCIの精度向上が期待されている。MWに関する従来報告ではMW生起10秒前から酸素化ヘモグロビン濃度上昇傾向や,MW時に比べ集中時の反応速度が早い傾向が報告されている。そこで本研究はデバイスの実用的な利用を見通し,低コストかつwearable化可能なデバイスを開発し,従来研究との整合性を確かめることを目的とする。実験の結果,MW生起1秒前から酸素化ヘモグロビン濃度の上昇傾向及びMW時の反応速度の上昇が計測された。従来報告と上昇タイミングや反応速度の変化量は異なったが,整合性のある結果を得ることができた。
PDFファイルサイズ: 519 Kバイト
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