ハンマ鍛造の打撃音解析に基づく鍛造技能の定量化
ハンマ鍛造の打撃音解析に基づく鍛造技能の定量化
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-10
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Quantification of Forging Skills Based on Analysis of Impact Sound of Hammer Forging
著者名: 原 碧(鳥取大学),櫛田 大輔(鳥取大学)
著者名(英語): Aoi Hara|Daisuke Kushida
キーワード: ハンマ鍛造|鍛造技能|定量化|周波数解析|特徴抽出打撃音|Hammer Forging|Forging Skills|Quantification|Frequency Analysis|Feature ExtractionImpact Sound
要約(日本語): ハンマ鍛造とは,足踏みペダルを操作することで,金型が装着されたラムの速度や位置を調節しながら,熱した金属の素材に打ち付け,圧縮・加工を行う塑性加工法の一種である。一般的には,成形物生成の際には強い打撃が求められるが,強い打撃は金型に損傷を与える可能性があり寿命を早めてしまう。熟練度の高い作業者はこの相反する二つの条件を満足しながら適切なハンマ打撃を実現できる。一方で,熟練度の低い作業者は成形物の歩留まりを意識するあまり過度に強い打撃となる傾向があるため,金型損傷の恐れがある。そのため,現場では作業者の熟練度を向上させるべく定量的な打撃評価システムが求められている。そこで本研究では,ハンマ鍛造作業の打撃評価システム構築のための鍛造技能定量化手法を提案する。具体的には,鍛造の際の打撃音に着目し,周波数解析に基づいて熟練度を決定づける特徴の抽出と評価を行う。
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