再生可能エネルギーシステムの遠隔制御におけるセキュリティ評価環境の構築

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC11-3

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Remote Security Testing Platform for Distributed Energy Resource Control System

著者名: 松崎 和賢(中央大学),澤田 賢治(電気通信大学)

著者名(英語): Kazutaka MATSUZAKI|Kenji SAWADA

キーワード: スマートインバータ|セキュリティ|IEC 61850|UL 1741

要約(日本語): 主要な再生可能エネルギーである太陽光発電(PV)では出力制御が地域により実施されている。今後，利便性と費用の観点からネットワーク経由の出力制御が望まれるが，インバータの機能をネットワーク越しに公開する（スマートインバータ，以下S-INVとする）ことになるため，セキュリティの懸念がある。インバータ自体は系統連系規程の要件に基づき安全面での対策がなされているため，S-INVでは遠隔の出力制御用に追加・公開される機能のセキュリティを保つことが特に重要となる。当該セキュリティの評価については，確立された手法が存在していないため，本研究ではS-INVのセキュリティ評価項目と評価環境を整備し，S-INV固有機能の評価を低コスト・高水準で実施できることを目指す。具体的には，S-INV固有の機能に対するセキュリティ試験を遠隔から人手を掛けずに実施し，同時にセキュリティ評価の対象範囲を増やす手法を確立する。

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