マーカレスモーションキャプチャを用いた疑似力触覚提示システム
マーカレスモーションキャプチャを用いた疑似力触覚提示システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC13-8
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Pseudo-Haptic Presentation System Using Markerless Motion Capture
著者名: 青木 広宙(公立千歳科学技術大学)
著者名(英語): Hirooki Aoki()
キーワード: 疑似力触覚|マーカレスモーションキャプチャ|深度センサ|触覚提示|pseudo-haptic|markerlesss motion capture|depth sensor|tactile presentation
要約(日本語): 視覚-触覚の交互作用における視覚の優位性に基づく現象として,疑似触力覚が知られている。多くの先行研究においては掌に疑似力触覚を提示する手法に関して提案・検討が行われているが,本研究では,身体の広い部位に疑似力触覚を提示するシステムについて検討を行った。深度センサを用いたマーカレスモーションキャプチャを利用することで被験者の骨格情報を取得し,骨格情報が投影して生成されるアバターの動きに基づき提示される画面に摂動を加えることにより,被験者に疑似力触覚が提示される。具体的には,平泳ぎのような水泳の動きで腕を回すことで,画面の背景がスクロールするシステムにおいて,画面上に障害物を表す箱形の物体が出現するとき,背景スクロールのスピードは低下させることで利用者の動かしている腕に疑似力触覚を提示する。実験により,背景スクロールのスピードを制御することで,疑似力触覚の度合いを制御できる可能性が示唆された。
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