エポキシ樹脂と鉄ナノ粒子のコンポジットによる低損失磁性誘電材料の開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI11090

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2011/12/13

タイトル(英語): Development of Low Loss Magneto-Dielectric Nanocomposites of Epoxy Resin and Fe Nanoparticles

著者名: 廣瀬 雄一(早稲田大学),長谷川 大二(早稲田大学),大木 義路(早稲田大学)

著者名(英語): Hirose Yuichi(Waseda University),Hasegawa Daiji(Waseda University),Ohki Yoshimichi(Waseda University)

キーワード: 磁性誘電複合材料|絶縁基板|低損失|リマーナノコンポジット|導電率|Magneto Dielectric Materials|Insulating Substrate|Low Loss|Polymer Nanocomposite|Conductivity

要約(日本語): 低損失で高い誘電率と透磁率を持つ磁性誘電材料の開発を目指して、エポキシ樹脂とFe粒子のナノコンポジットを作製している。Fe粒子表面をオレイルアミンで処理し導体間接触を防ぎ、さらに超音波ホモジナイザーを利用し粒子の凝集を抑えた結果、Fe粒子を40 vol%と高充填しても、導電率を十分に小さく、また誘電損に関しては、低周波域で増加するものの、用途上重要な高周波域では低く保つことに成功した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 7,613 Kバイト