エポキシ複合体の耐電圧寿命に及ぼす水酸化アルミニウムの効果

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI12085

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2012/12/14

タイトル(英語): Effect of Aluminum Hydroxide on Voltage Life for Epoxy Composites

著者名: 太田 司(日東電工),飯田 和生(三重大学)

著者名(英語): tsukasa ohta(NITTO DENKO CORPORATION),kazuo iida(Mie University)

キーワード: トリーイング|水酸化アルミニウム|耐電圧試験|エポキシ複合体|電子線回折|Treeing|Aluminium Hydroxide|Voltage Life| Epoxy Composite| Electron Diffraction

要約(日本語): 著者らは、金属水酸化物の吸熱反応に着目し、耐電圧寿命に与える効果について検討を進めている。今回は、水酸化アルミニウムを添加したエポキシ複合体を試料とした。水酸化アルミニウムを添加した試料のトリー長は、エポキシ試料より短かった。また、耐電圧寿命も延び、吸熱反応の証拠も得られた。これらの結果から、吸熱反応を示す水酸化アルミニウムは、耐電圧寿命を延ばす効果があることが確認された。

要約(英語): We focus on the phenomenon of an endothermal reaction of the metal hydroxide and investigate the effect of breakdown voltage life. The tree length of the sample which added aluminium hydroxide was shorter than it of the epoxy sample. In addition, the breakdown voltage life was prolonged than an epoxy sample, and the evidence of the endothermal reaction was provided, too.

原稿種別: 日本語

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