電界中におけるカーボンナノチューブ凝集体の挙動と静電配向に及ぼす影響

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI13025

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2013/01/29

タイトル(英語): Behavior of Carbon Nanotube Aggregates in Electric Field and its Effect on Electrostatic Orientation

著者名: 刀根 弘朗(九州大学),北村 優(九州大学),濱田 貴之(九州大学),中野 道彦(九州大学),末廣 純也(九州大学)

著者名(英語): Tone Hiroaki(Kyushu University),Kitamura Yu(Kyushu University),Hamada Takayuki(Kyushu University),Nakano Michihiko(Kyushu University),Suehiro Junya(Kyushu University)

キーワード: カーボンナノチューブ|配向|凝集体|ナノコンポジット|エポキシ|電界|carbon nanotube|orientation|aggregates|nanocomposite|epoxy|electric field

要約(日本語): 近年、エポキシ樹脂などの絶縁性高分子材料にカーボンナノチューブ（CNT）などのナノ材料を添加して静電配向させることで電気特性を向上させる研究が活発に行われている。樹脂中のCNTは分散性が悪く粒子状の凝集体を形成するため、CNTの高アスペクト比による回転トルクの発生を前提とした従来のモデルだけでは配向メカニズムの説明は困難である。本研究では、配向過程の詳細な観測に基づき、凝集体が静電配向に及ぼす影響を検討する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,225 Kバイト