低分子複合ホストを用いた溶液塗布型燐光有機EL素子の高効率化と過渡特性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI13055

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2013/05/31

タイトル(英語): Improved efficiency and transient characteristics of solution-processed low-molecular phosphorescent organic light-emitting diodes utilizing blended hosts

著者名: 梶井 博武(大阪大学),小田 尚人(大阪大学),水上 優人(大阪大学),大森 裕(大阪大学)

著者名(英語): Kajii Hirotake(Osaka University),Oda Naoto(Osaka University),Mizukami Yuto(Osaka University),Ohmori Yutaka(Osaka University)

キーワード: 有機ＥＬ|燐光|Organic lihgt-emitting diode|Phosphorescence

要約(日本語): 本研究では、比較的高い三重項準位を有する可溶性カルバゾール系低分子材料を燐光ホストとして用いた有機EL素子を溶液プロセスにより作製し、高効率化を目指した。低分子複合ホストを用いた塗布型燐光有機EL素子において、キャリアバランスの整合、PEDOT:PSSによる励起子消光を抑制するために正孔・電子輸送性材料、正孔注入層の電気伝導の過渡解析を行い最適化した。その結果、外部量子効率13%という高効率緑色燐光有機EL素子を達成した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,178 Kバイト