量子化学計算による電極/PE(負電子親和力)界面および電極/ PTFE(正電子親和力)界面の電荷移動の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI13082

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2013/12/11

タイトル(英語): Quantum Chemical Calculation Studies on Electric Charge Transfer Mechanism between Electrode and PE (Negative Electron Affinity) or PTFE (Positive Electron Affinity)

著者名: 高田 達雄(東京都市大学),三宅 弘晃(東京都市大学),田中 康寛(東京都市大学),吉田 真史(東京都市大学)

著者名(英語): Takada Tatsuo(Tokyo City University),Miyake Hiroaki(Tokyo City University),Tanaka Yasuhiro(Tokyo City University),Yoshida Masafumi(Tokyo City University)

キーワード: 空間電荷|パルス静電応力（ＰＥＡ）法|低密度ポリエチレン|量子化学計算|電気二重層|ショットキー障壁|space charge|pulsed electro-acoustic (PEA) method|low density polyethylene|Quantum Chemical Calculation|electric double layer|Schottky barrier

要約(日本語): ポリエチレン(PE)は負の電子親和力、テフロン(PTFE)は正の電子親和力を持つ。そのため、PEのフェルミ準位は電極のそれより高く、界面に強い電気二重層を形成する。その結果、電極から正電荷の注入が容易になる。これに対して、PTFEのフェルミ準位は電極のそれに近い値で弱い電気二重層を形成し、電極から電荷の注入は困難になる。この電荷注入モデルを実験結果と比較して検討した結果を報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,270 Kバイト