食品冷凍解凍プロセスへの電界効果

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI17026

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2017/01/26

タイトル(英語): Effect of Alternating Electric Field on Freezing and Thawing Process of Food

著者名: 加藤 正平(東洋大学),加藤 陽大(東洋大学大学院)

著者名(英語): Shohei Kato(Toyo University),Akihiro Kato(Toyo University)

キーワード: 電界|交流電圧|過冷却|凝固点|生理食塩水|プリン|electric field|alternating voltage|super cooling|freezing point|saline|pudding

要約(日本語): 交流電界空間内の生理食塩水、プリンの冷凍・解凍特性を実験的に調べた。－6℃付近まで過冷却状態になるが、電界印加によって過冷却解消温度が高くなる。すなわち、電界は過冷却を抑制する効果を持ち、高電圧を使用する市販冷凍庫のような過冷却を促進する効果は見られない。また、解凍時では、電界印加による解凍特性の変化は認められなかった。

要約(英語): Freezing and thawing characteristic of the saline and the pudding in the alternating electric field are experimentally studied. It becomes an super cooling condition up to about -6℃. , but the breakdown temperature of super cooling rises by the applied electric field.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,170 Kバイト