インバータ駆動機におけるカーボン遊離現象の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: DEI19029

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 誘電・絶縁材料研究会

発行日: 2019/01/25

タイトル(英語): Consideration of Carbon Detachment Phenomena in Inverter Fed Motor

著者名: 吉武 勇一郎(日立製作所),小島 啓明(日立製作所),笠井 友樹(日立製作所),丸山 正一(日立製作所)

著者名(英語): Yuichiro Yoshitake(Hitachi, ltd.),Hiroaki Kojima(Hitachi, ltd.),Yuki Kasai(Hitachi, ltd.),Shoichi Maruyama(Hitachi, ltd.)

キーワード: カーボン遊離|回転機|インバータサージ|焼損|絶縁|Carbon Detachment|Rotating Machine|Inverter Surge|Insulation Burning|Insulation

要約(日本語): インバータサージ電圧の急峻化により、回転機の絶縁層に発生しうる「カーボン遊離」の発生条件を検討した。カーボン遊離とは、ジュール加熱によって絶縁紙の表面にカーボン微粒粉が堆積する現象であり、回転機焼損における前駆現象である。本現象を分析するために、急峻な立上り電圧を印加可能で、かつ、回転機の固定子絶縁部を模擬した要素モデルを構築し、カーボン遊離が発生する条件についてデータを取得したので報告する。

要約(英語): We investigated the “Carbon detachment” that is precursor phenomena on the insulation burning of rotating machine because of the steeper inverter surge. The experimental model was constructed, which could simulate the ground wall insulation of motor stator and apply the steep voltage. We present the condition data of carbon detachment generation obtained by the experiment.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,822 Kバイト