超電導磁気エネルギー貯蔵付き系統間連系設備

カテゴリ: 部門大会

論文No: 1-124

グループ名: 【D】平成16年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/14

著者名: 野村新一 (東京工業大学),萩田拓史 (東京工業大学),筒井広明 (東京工業大学),佐藤義久 (大同工業大学),嶋田隆一 (東京工業大学)

キーワード: 超電導磁気エネルギー貯蔵|back-to-back|系統間連系|電磁力

要約(日本語): BTBの直流側に超電導コイルを，交流側に系統切替えスイッチを設置したSMES機能付き系統間連系設備．連系する各系統から見たSMESの入出力容量が倍増し，設備稼働率と緊急融通時の信頼性が向上する．需給状況に応じた電力融通と貯蔵の切替え運用ができ，系統間の時間的格差をつけた連系運用が可能となる．電磁力平衡コイルを適用することで，電磁力支持材の必要量を従来型超電導コイルの半分以下に低減できる．輸送可能な大きさの超電導コイルを多数設置し，量産化効果によるコスト低減化と開発リスク軽減化を狙う．

PDFファイルサイズ: 4,858 Kバイト