接触力によるトロリ線ひずみ推定の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 45743

グループ名: 【D】平成16年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/14

著者名: 久須美俊一 (鉄道総合技術研究所),福谷隆宏 (鉄道総合技術研究所),岩井中篤史 (東日本旅客鉄道)

キーワード: 電気鉄道|接触力|トロリ線ひずみ|揚力

要約(日本語): トロリ線の疲労破断を防ぐために，パンタグラフ通過時に発生するトロリ線応力を一定範囲内に抑制することは重要である。そこで，走行中の車上からトロリ線の著大ひずみ発生箇所を診断する手法について検討した。その結果，トロリ線ひずみはパンタグラフ接触力とかなり相関が高く，接触力から著大ひずみ発生箇所を診断できることがわかった。その他，舟体揚力を用いた接触力の補正方法，300km/h超における地上測定点の車上からの位置検出法等も紹介する。

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