視認性の高い列車ダイヤ図を描画するアルゴリズム

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-35

グループ名: 【D】平成16年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/14

著者名: 山下　修 (鉄道総合技術研究所),富井規雄 (鉄道総合技術研究所),大塚洋功 (ニューメディア総研)

キーワード: 列車ダイヤ図|遺伝的アルゴリズム|確率的局所探索

要約(日本語): ダイヤ図は鉄道の輸送に関する膨大な情報をコンパクトに表現したものであり，高い視認性が要求される。列車番号や記号類が単に重ならないように配置されているだけでなく，見やすい配置であることが重要である。ここでは、列車番号や記号類を列車スジに対するラベルとし，スジ近傍の適切な位置に配置する問題と考えた。ラベルの配置状態を基に，ダイヤ図の「見難さ」を「ペナルティ」で表し，それが最小になる配置を求める。確率的局所探索とGAによるアルゴリズムの2種類を開発し，現実のダイヤデータを用いて，その結果を比較した。

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