直流600V電気鉄道における地上用電力貯蔵装置の検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-86

グループ名: 【D】平成16年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/14

著者名: 小西武史 (鉄道総合技術研究所),赤木雅陽 (鉄道総合技術研究所),兎束哲夫 (鉄道総合技術研究所),奥井明伸 (鉄道総合技術研究所),長谷伸一 (鉄道総合技術研究所),中道好信 (鉄道総合技術研究所),奈良秀隆 (明電舎),上村　正 (明電舎),関澤道弘 (江ノ島電鉄),山本鉄造 (江ノ島電鉄)

キーワード: 直流600V|電力貯蔵|電気二重層キャパシタ

要約(日本語): 電気二重層キャパシタを貯蔵媒体とする直流600V用電力貯蔵装置を実線区に設置した現地試験を実施した。電力貯蔵装置の放電効果により，適用箇所のき電電圧を50V程度補償する効果が得られた。電力貯蔵装置の放電効果により，近傍の直流変電所のき電電流が100A以上抑制される効果を確認した。試験中に電力貯蔵装置が容量不足に陥ることが少なく，適用した電力貯蔵装置の仕様が妥当であることを確認した。電力貯蔵装置が特異な周波数の高調波電流を直流き電回路に流すことはなく，適用路線の踏切制御子，信号系への影響は皆無であることを確

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