九州新幹線におけるパンタグラフと架線の接触点位置の動的変動の計測

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-63

グループ名: 【D】平成17年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/29

著者名: 庭川誠 (明電舎),恩田寿和 (明電舎),木下信夫 (九州旅客鉄道)

キーワード: 九州新幹線|検測|偏位|画像処理

要約(日本語): 新八代駅から鹿児島中央駅間で営業走行している九州新幹線において，画像解析による架線検測装置を開発した。従来では専用の電気総合試験車に搭載した測定器により，架線状態の計測が行われていた。本装置は新幹線の車両屋根上に搭載したカメラでパンタグラフ周辺部の画像を取得し，画像解析する装置である。各走行条件でのデータを画像解析した結果，速度差がある区間では速度差に対応した接触点位置を測定した。接触点位置は繰り返し走行した同一区間で合致し，計測データの有効性と本手法の有効性を示した

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