車両用超電導主変圧器の試作

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-64

グループ名: 【D】平成17年電気学会産業応用部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/29

著者名: 秦広 (鉄道総研),上條弘貴 (鉄道総研),藤本浩之 (鉄道総研),長嶋賢 (鉄道総研),池田和也 (鉄道総研),岩熊成卓 (九州大学),船木和夫 (九州大学),富岡章 (富士電機アドバンストテクノロジー),山田尚生 (富士電機システムズ),吉田茂 (大陽日酸)

キーワード: 超電導|主変圧器|液体窒素|交流損失

要約(日本語): ビスマス系線材を用いた鉄道車両用超電導主変圧器の試作を行った。一次電圧は25kV、二次電圧は1200V×4巻線、三次電圧は440Vである。概略寸法は幅1.2m、奥行き0.7m、高さ1.9m（圧縮機を除く）、質量は1.71t（冷凍機、圧縮機を除く）である。通電試験の結果、超電導状態で最大3.5MVA相当の出力が得られた。全体出力4.0MVAに相当する電流を二次巻線に通電したが、特性劣化はなかった。交流損失は3.5MVA出力時に6.2kW、4.0MVA出力時に7.9kWと算出された。

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