アクティブインダクタを用いた並列直列ピーキング回路によるトランスインピーダンスアンプの帯域拡張

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ECT18010

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 電子回路研究会

発行日: 2018/03/07

タイトル(英語): A bandwidth extension of transimpedance amplifier using active inductor in shunt and series peaking techniques

著者名: 福浦 拓実(岐阜大学),高橋 康宏(岐阜大学)

著者名(英語): Takumi Fukuura(Gifu University),Yasuhiro Takahashi(Gifu University)

キーワード: トランスインピーダンス　アンプ|ピーキング技術|アクティブ　インダクタ|transimpedance amplifier|peaking technique|active inductor

要約(日本語): インターネットの通信トラヒックは今後も増大していくことが見込まれている．そのため光通信システムの広帯域化は今後の重要課題である．トランスインピーダンスアンプ(TIA)は光通信システムにおいて受信した電流信号を電圧信号に変換する集積回路である．その広帯域化のために周波数ピーキング技術が用いられ，その一つとしてアクティブインダクタを付加するものが知られている．そこで本研究では，シングルエンドアクティブインダクタおよびフローティングアクティブインダクタをTIAに付加し，広帯域化を試みた．

要約(英語): In this paper, we propose a new transimpedance amplifier (TIA) using floating active inductor. To expand the frequency band for optical communication system, the proposed TIA is based on the shunt and series peaking techniques. From the simulation results, the proposed TIA can be expand the frequency band compared with the conventional one.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 400 Kバイト