シングルエンドの入力信号から差動信号を生成するクロススイッチの構成の提案

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ECT20026

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 電子回路研究会

発行日: 2020/01/23

タイトル(英語): Cross Switch to Generate Differential Signals from Single-Ended Signal

著者名: 佐藤 光(東京理科大学),松浦 達治(東京理科大学),岸田 亮(東京理科大学),兵庫 明(東京理科大学)

著者名(英語): Kou Sato(Tokyo University of Science),Tatsuji Matsuura(Tokyo University of Science),Ryo Kishida(Tokyo University of Science),Akira Hyogo(Tokyo University of Science)

キーワード: クロススイッチ|差動信号|高コモン電圧|cross switch|differential signal|high common voltage

要約(日本語): 近年、電気自動車の普及により、電圧を測定する製品の需要が増えている。電圧を測定する際は、シングルエンドよりも差動で動作させる方が測定の高精度化が可能である。そこで本稿では、シングルエンドで入力された信号から差動信号を作るクロススイッチの回路構成を提案する。この回路は２つの入力電圧をキャパシタに交互に出力することで、差動信号を作る。入力の差電圧のみを伝えるので、100Vの高電圧を入力した場合でも動作する。

要約(英語): We propose the circuit called cross switch to generate differential signals from single-ended signals. This circuit alternately outputs to the capacitors the input signals, so we can generate differential signals on the capacitors. This circuit ensures that the MOSFET is not destroyed by not applying a large voltage across the MOSFET terminals.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,015 Kバイト