セルフバイアス機構を用いたパルス周波数変調型イメージセンサの広ダイナミックレンジ化の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ECT20082

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 電子回路研究会

発行日: 2020/12/17

タイトル(英語): A study of a pulse-frequency modulation type image sensor with self-biased inverters for improving dynamic range

著者名: 笹田 達矢(青山学院大学),稲垣 雄志(青山学院大学),松谷 康之(青山学院大学)

著者名(英語): Tatsuya Sasada(Aoyama Gakuin University Graduate School of Science and Engineering),Yuji Inagaki(Aoyama Gakuin University),Yasuyuki Matsuya(Aoyama Gakuin University)

キーワード: ＣＭＯＳイメージセンサ|パルス周波数変調型|セルフバイアス機構|広ダイナミックレンジ|CMOS Image Sensor|PFM type|self-biased inverters|wide dynamic range

要約(日本語): イメージセンサの高機能化のため、画素内にADCと信号処理回路を搭載する研究が進められている。小面積で実現できる画素内ADCとして、セルフバイアス機構を用いたパルス周波数変調型センサが提案されているが、高照度側のダイナミックレンジがフレームレート及びカウンタ語長により制限される問題があった。本研究では、照度に応じてインバータのセルフバイアス機構を制御することによりこの問題を改善する手法を提案する。

要約(英語): A PFM type image sensor with self-biased inverters has a problem that the dynamic range on the high illuminance side is limited by the bit-width of a counter and the framerate. To solve this problem, we propose a circuit that controls a self-bias feature in accordance with the illuminance.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,083 Kバイト