コロナ帯電電位測定による樹脂塗膜の硬化度測定方法の開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: ED18019

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電研究会

発行日: 2018/05/17

タイトル(英語): Development of paint curing tester by measuring surface potential of corona charge target

著者名: 磯 恭平(山形大学大学院理工学研究科),杉本 俊之(山形大学大学院理工学研究科)

著者名(英語): Kyohei Iso(Yamagata University),TOSHIYUKI SUGIMOTO(Yamagata University)

キーワード: コロナ放電|コロナ帯電|表面電位|塗装|硬化度|corona discharge|corona charging|surface potential|paint|degree of curing

要約(日本語): 樹脂塗膜が塗りたて直後から硬化してゆく状態の変化を定量的に評価する目的で、コロナ帯電電位測定により硬化度を測定する方法について検討した。針対円筒型コロナ帯電装置により塗膜の表面を帯電させ、その部位の表面電位を測定するシステムを構築し、水溶性アクリル塗料を用いて、表面電位の時間変化を測定した。その結果、硬化による塗膜の表面電位の増加が観測され、完全乾燥した塗膜では膜厚と表面電位の相関関係が観られた。

要約(英語): We tried to evaluate the degree of paint curing by measuring the surface potential of the painted target charged by corona. The surface potential was increased with the degree of curing. The surface potential of fully dried paint was also found to be the function of the paint thickness.

原稿種別: 日本語

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