自己組織化オルガノゲルの機能発現　?光学材料としての展開?

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EFM17013

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 電子材料研究会

発行日: 2017/09/19

タイトル(英語): Synthesis of molecular organogels and their applications to optical devices

著者名: 西山 桂(名城大学),木下 勝(島根大学)

著者名(英語): Katsura Nishiyama(Meijo University),Masaru Kinoshita(Shimane University)

キーワード: オルガノゲル|分子ゲル|自己組織化|自己修復材料|ソフトマテリアル|organogel|molecular gel|self-organization|self-healing device|softmaterial

要約(日本語): 小さな有機分子が有機溶媒中で自己組織化したオルガノゲルは、ゲル化剤間の相互作用を巧みに制御することで、ゲル物性の発現に結びつく。本研究はフェノール類とスルホコハク酸界面活性剤（AOT）をゲル化剤として用い、自己修復が可能な光学素子を開発することを目的とする。合成したゲルの構造をSEMやNMR等を用いて決定した結果、ゲル化剤同士の疎溶媒性相互作用が構造と物性発現に寄与していることを見出したので報告する。

要約(英語): Molecualr organogels comprising phenol and a surfactant AOT have been synthesized as a future supporting device in which luminescent materials are dispersed. NMR and AFM were employed to determine the gel structure, where solvophobic interactions between the gelators and solvent play an essential role.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 785 Kバイト