大気圧プラズマ照射による撥水加工処理方法の検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EPP20036

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー研究会

発行日: 2020/07/16

タイトル(英語): Study on hydrophobic processing by atmosphere plasma irradiation

著者名: 内田 篤(長岡技術科学大学),佐々木 徹(長岡技術科学大学),菊池 崇志(長岡技術科学大学),高橋 一匡(長岡技術科学大学)

著者名(英語): Atsushi Uchida(Nagaoka University of Technology),Toru Sasaki(Nagaoka University of Technology),Takashi Kikuchi(Nagaoka University of Technology),Kazumasa Takahashi(Nagaoka University of Technology)

キーワード: 大気圧プラズマ|誘電体バリア放電|接触角|Atmosphere plasma|Dielectric barrier discharge|Contact Angle

要約(日本語): 大気圧プラズマは高密度なラジカルを作ることができ、熱的損傷を与えずに化学反応を引き起こす。現在は環境負荷の高いフッ素に代わる撥水剤が検討されている。このため、本研究はフッ素を使わずに撥水性を付与することが目的である。Heガスと撥水剤の混合ガスを基に誘電体バリア放電を発生させ、PET材に照射を行った。XPS測定から試料表面に疏水基が形成されていること、接触角測定から経時変化による撥水性の維持を明らかにした。

要約(英語): Hydrophobic coating on polyethylene terephthalate (PET) surface has been proposed by using atmosphere pressure plasma (APP). APP was generated by a dielectric barrier discharge with helium and water repellent mixture gas. The results showed that the treated samples become hydrophobic condition and keep it for 10days.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,309 Kバイト