クロム蒸着膜による真空中における沿面絶縁特性の向上

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: EPP20062,SA20074,SP20004

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 放電・プラズマ・パルスパワー/【B】電力・エネルギー部門 静止器/【B】電力・エネルギー部門 開閉保護合同研究会

発行日: 2020/09/28

タイトル(英語): Improvement of surface insulation in vacuum by chromium deposition

著者名: 寺田 悠人(東京大学),江尻 開(東京大学),熊田 亜紀子(東京大学),日高 邦彦(東京大学),道念 大樹(三菱電機)

著者名(英語): Yuto Terada(The University of Tokyo),Haruki Ejiri(The University of Tokyo),Akiko Kumada(The University of Tokyo),Kunihiko Hidaka(The University of Tokyo),Taiki Donen(Mitsubishi Electric Corporation)

要約(日本語): 本稿では、真空遮断器の耐電圧向上に向けた一助となるべく、絶縁筒内部で生じる沿面放電のクロム蒸着による抑制メカニズムの解明を目指して行った実験及びシミュレーション結果について報告する。具体的には、クロムの蒸着条件を変化させたセラミック沿面サンプルにインパルス電圧を印加させる絶縁破壊試験、沿面を模擬したモデルにおける電子軌道と絶縁破壊の PIC-MCCシミュレーションを行い、クロム蒸着の影響を検討した。

要約(英語): In this paper, it is reported about the results of experiments and numerical simulations to figure out the influence of thin layer of chromium on the surface discharge phenomena over the inner wall of ceramic insulator of vacuum circuit breakers.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,409 Kバイト