縮小社会という選択

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FIE15023

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 教育フロンティア研究会

発行日: 2015/12/11

タイトル(英語): Choice of Shrinking Society

著者名: 松久 寛(京都大学)

著者名(英語): Hiroshi Matsuhisa(Kyoto University)

キーワード: 縮小社会|化石燃料|幸せ|指数関数的成長|環境|エネルギー|Shrinking Society|Fossile Fuels|Happiness|Exponetial Economic Growth|Environment|Energy

要約(日本語): 世界は経済成長を善としている。しかし、資源と環境の制約の下で、それは真であろうか。指数関数的成長の持続は弱肉強食から破滅に至る。可採化石燃料は100年分といわれているが、たとえ年率2％の成長でも、それは54年で枯渇する。しかし、毎年1％ずつ縮小すると残存量は永遠に100年分になり、それ以上に縮小すると残存年数は増加する。子孫が生き延びるためには、縮小しかない。それによって、質的に豊かな社会を創出することができる。

要約(英語): The current economic system is based on the growth. However, exponential growth leads to the catastorophe of the civilization because of the limitation of fossile fuels. We must bound for smaller society and reserve the fuels for next generation. It will be possible to have a happy life in shirinkin society.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,385 Kバイト