MPDスラスタ内におけるシースの形成と推進特性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FTE10048

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 新エネルギ－・環境研究会

発行日: 2010/08/27

タイトル(英語): Sheath Formation and Thrust Characteristics in an MPD Thruster

著者名: 瀧口 貴一人(東京工業大学),窪田 健一(宇宙航空研究開発機構),船木 一幸(宇宙航空研究開発機構),奥野 喜裕(東京工業大学)

著者名(英語): Takiguchi Takahito(Tokyo Institute of Technology),Kubota Kenichi(JAXA),Funaki Ikkoh(JAXA),Okuno Yoshihiro(Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 電気推進|ＭＰＤスラスタ|自己誘起磁場型|シースモデル|Electric Propulsion|MPD Thruster|Self Field|Sheath mdel

要約(日本語): 自己誘起磁界型MPDスラスタにおいて，簡単化のために一定電圧など多くの仮定がなされていた電極シースの形成をモデル化し，推進特性を数値計算により評価した。本研究では陽極でイオンシースが形成される場合を対象とし，シース電圧や電子の熱損失を見積もった。その結果，陽極では数ボルトのシース電圧が形成され，陽極に到達する電子の熱損失が投入電力の20～30％となり，推進特性に与える影響が無視できないことがわかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 5,299 Kバイト