電極効果を考慮したMPDスラスタ電磁流体計算

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FTE11018

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 新エネルギ－・環境研究会

発行日: 2011/08/26

タイトル(英語): Magnetohydrodynamic Simulation of MPD Thruster Flowfield with Electrode Effect

著者名: 窪田 健一(宇宙航空研究開発機構),船木 一幸(宇宙航空研究開発機構),奥野 喜裕(東京工業大学)

著者名(英語): Kubota Kenichi(Japan Aerospace Exploration Agency),Funaki Ikkoh(Japan Aerospace Exploration Agency),Okuno Yoshihiro(Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 電気推進|ＭＰＤスラスタ|電磁流体|シース|電極|electric propulsion|MPD thruster|magnatohydrodynamics|sheath|electrode

要約(日本語): MPDスラスタの電極表面にはシースが形成され，性能に無視できない影響を与えていると考えられている。しかし，これまで数値計算で電極表面の効果を定量的に評価した例はない。本研究では電極モデルを構築し，電磁流体ソルバに組み込むことで電極効果が流れ場や性能に与える影響について数値的に評価した。その結果，陰極表面において20 V程度，陽極表面では1-2 V程度のシース形成を確認し，放電電圧の定量的評価が可能となった。

要約(英語): On the electrodes of MPD thrusters, sheath is formed and significantly affects performances of thrusters. In order to evaluate the influence of the sheath, an electrode effects are incorporated into the flow solver of MPD thruster. The cathode and anode sheath voltages can be quantitatively evaluated with this model.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 5,747 Kバイト