木質系バイオマス発電がもたらすアカマツ林整備効果

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: FTE13033

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 新エネルギ－・環境研究会

発行日: 2013/09/26

タイトル(英語): Japanese Red Pine Forest Maintenance Effect by Woody Biomass Power Generation System

著者名: 野田 英樹(東芝),髙橋 玲子(東芝),高畑 和夫(東芝)

著者名(英語): Noda Hideki(TOSHIBA CORPORATION),Takahashi Reiko(TOSHIBA CORPORATION),Takahata Kazuo(TOSHIBA CORPORATION)

キーワード: 木質系バイオマス発電|アカマツ（Ｐｉｎｕｓ　ｄｅｎｓｉｆｌｏｒａ）|温暖化|一次生産|ＬＣＡ|ＬＩＭＥ２

要約(日本語): 木質系バイオマス発電は、CO2排出が少ないことに加え、チップを供給する森林では、森林整備による一次生産性の向上が期待されている。本論文は、日本の標準的LCA手法であるLIME2を用いて木質系バイオマス発電の導入によるCO2削減効果とアカマツ林の森林整備の効果を定量化した。結果から、森林整備効果はCO2削減効果に比べて大きく、木材チップの供給プロセスが環境側面から重要であることを明らかにした。

要約(英語): This paper described the calculated results of an effect of the Japanese red pine forest maintenance and CO2 emission reduction by the woody biomass power generation system. It becomes clear that the forest maintenance effect is higher than a CO2 reduction effect.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,023 Kバイト