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電力用コンデンサの新規誘電体に関する実態調査結果および今後の展望

電力用コンデンサの新規誘電体に関する実態調査結果および今後の展望

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カテゴリ: 技術報告

論文No: 1003

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門

発行日: 2005/02/25

著者名: 電力用コンデンサ誘電体調査専門委員会

要約(日本語): 電力用コンデンサは,変電所や一般需要家の調相設備として,特別高圧から低圧回路までの電圧範囲,更には数十Mvarの大容量から数十kvarの小容量まで,ニーズに合わせた製品が開発されている。これらの製品が開発された背景には,誘電体の改良,新規誘電体の研究進展がある。電力用コンデンサは,これらの技術開発によって大容量化・コンパクト化が図られ,多様な用途の製品が登場しており,近年では防災などの安全面,環境への配慮といった新しいニーズに対して,今後も誘電体の技術開発による新製品の開発が望まれている。この様な背景から,本報告では電力用コンデンサの新規誘電体の現状や技術動向を調査し,コンデンサ種別ごとに技術変遷と現在の動向および今後の展望についてまとめた。電力用コンデンサ誘電体がオールフィルム化した現在,信頼性とコストの面から現時点ではこれに代わる有望な誘電体は見いだされていないが,誘電体,電極構造,メタライズドフィルムの製造方法などの改良が着実に行われ,更なる小型化,低コスト化が進んでいる。また,地球温暖化防止の観点から,SF6ガス乾式コンデンサに代わる窒素ガス封入式コンデンサが製品化されるなど,環境に配慮した製品が登場している。今後も電力用コンデンサは社会のニーズに合致した誘電体の改良・開発が進んでいくと思われ,本報告にて現在の動向と今後の方向性が示されるものと期待される。

PDFファイルサイズ: 3,500 Kバイト

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