ナノスケール磁性構造体調査専門委員会技術報告書

カテゴリ: 技術報告

論文No: 1050

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門

発行日: 2006/03/15

タイトル(英語): Nano-scaled magnetic structures and their applications

著者名: ナノスケール磁性構造体調査専門委員会

著者名(英語): Investigating R&D Committee on Nano-scaled magnetic structures

キーワード: AFM Anodic oxidation, magnetophotonic crystals, granular magnetic films, self assembled templates, spin dynamics

要約(日本語): 数nmから数100nmのスケールで人為的構造を導入した磁性体は、構造に起因した新規の磁性と機能性を示すことから、これを工学的に利用する研究が重要な技術分野を形成しつつある。このようなナノスケール磁性構造体の磁気工学への応用では、微小磁性体におけるスピンダイナミクスや量子サイズ効果、あるいは構造導入に伴う磁気光学効果や電流磁気効果などの相互作用の操作という機能発現の探査に加えて、高機能化に向けた特性評価法の高精度化も重要となっている。また磁性構造体の高精度形成技術の確立や、生産性向上に向けた取組みも必須といえる。本委員会は、ナノスケール磁性構造体に現れる新規の磁気機能性と、この分野に共通する技術課題に着目し、新規機能の探査と技術課題克服の現状、並びにこれを応用した素子の開発状況などについて情報交換と研究協力を行なうことで、磁気工学分野におけるナノスケール磁性構造体について総合的に把握することを目的とした。

要約(英語): Since the magnetic structures which introduced artificial structure on several nm to several 100nm shows the new magnetism and the functionality, it is focused on studies of a new generation of devices based on the tunable by magnetic field. These key technologies are spin dynamics, the quantum size effect, the magnetic optical effect and the magnetoresistance effect and so on. This committee is giving the information for the new magnetic functionality on nano-scaled magnetic structure.

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