パラメトロンとパラメトロン計算機に関する考察

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: HEE12020

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 電気技術史研究会

発行日: 2012/09/03

タイトル(英語): On Parametron and Parametron Computers

著者名: 山田 昭彦(コンピュータシステム＆メディア研究所)

著者名(英語): Yamada Akihiko(Computer Systems and Media Laboratory)

キーワード: パラメトロン|後藤英一|ディジタルコンピュータ|ＨＩＰＡＣ　ＭＫ－１|ＮＥＡＣ－１１０１|parametron|Eiichi Goto|digital computer|HIPAC MK-1|NEAC-1101

要約(日本語): パラメトロンは1954年に東京大学の後藤英一により発明され、わが国ではこれを用いた計算機が開発された。日立のHIPAC MK-1（1957年12月開発）および日本電気のNEAC-1101（1958年3月開発）はいずれもその社の最初のディジタル計算機であり、演算にパラメトロンを使用した。両者が2011年度情報処理技術遺産に認定されたのを機会にパラメトロン計算機の位置づけについて考察する。

要約(英語): Parametron was invented by Eiichi Goto of the University of Tokyo in 1954. Hitachi's HIPAC MK-1 developed in March 1957 and NEC's NEAC-1101 developed in March 1958 were digital computers using parametrons as logic elements and the first digital computer of each company. They were certified as Information Processing Technology Heritage in 2012.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 4,088 Kバイト