光干渉計式ガス検知器の開発の歴史

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: HEE16007

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 電気技術史研究会

発行日: 2016/03/10

タイトル(英語): History of the Interferometer Gas Detector for Coal Mines

著者名: 野田 和俊(産業技術総合研究所),石黒 智生(理研計器),中野 信夫(理研計器)

著者名(英語): Kazutoshi Noda(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology),Ishiguro Tomoo(RIKEN KEIKI Co., Ltd.),Nakano Nobuo(RIKEN KEIKI Co., Ltd.)

キーワード: ガス検知器|光干渉|センサ|防爆|Gas Detector|Interferometer|Sensor|explosion proof

要約(日本語): 昭和初期に炭鉱などガス爆発が頻発し社会問題となり、その防止のため安全かつ簡便なガス検知が切望され、当時の理化学研究所で光干渉の原理によりガスの屈折率を精密に計測できる屈折計を開発し、作業現場で容易に使用できる実用的な携帯型検知器が日本で初めて製造された。本器は、炭鉱用防爆機器の国家検定制度で電気を使用したガス検定器として合格した国内唯一の機器だった。この昭和初期の技術が現在でも有効活用されている。

要約(英語): The Riken gas indicator is precision gas analyzer based on the physical principle of an interference-refractometer.The inflammable gas indicator was of course approved officially in Japan.

原稿種別: 日本語

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