縦磁界電極における発弧時アークの挙動分析

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: HV11064

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 高電圧研究会

発行日: 2011/11/11

タイトル(英語): Behavior of Initial Columnar arc in Vacuum Interrupters with Axial Magnetic Field

著者名: 安部 淳一(三菱電機(株)),月間 満(三菱電機(株)),三木 真一(三菱電機(株)),吉田 友和(三菱電機(株)),佐藤 伸治(三菱電機(株))

著者名(英語): Junichi Abe(Mitsubishi Electric Corporation),Mitsuru Tsukima(Mitsubishi Electric Corporation),Shinichi Miki(Mitsubishi Electric Corporation),Yoshida Tomokazu(Mitsubishi Electric Corporation),Sato Shinji(Mitsubishi Electric Corporation)

キーワード: 真空遮断器|縦磁界電極|真空アーク|Vacuum interrupter|Axial magnetic contact|Vacuum Arc

要約(日本語): 真空バルブに設置される縦磁界電極の遮断性能を向上させる上で、接点開極直後に発生した初期アークを素早く移動させ、接点の局所的な温度上昇を抑制することは、重要な技術の一つである。そこで、真空チャンバ中にセットした縦磁界電極にて、発弧時における初期アークの挙動を高速度カメラにて観察し、アーク発生位置と初期アーク挙動の関係を実験的に調査した。その結果、アークの発生位置によってアークの移動方向や移動速度が異なることが明らかとなり、これらの挙動は、アークに作用するローレンツ力で説明できる可能性があることを示した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,552 Kバイト