近接効果によるパイプタイプケーブルの内部インピーダンスに関する検討

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: HV13005

グループ名: 【B】電力・エネルギー部門 高電圧研究会

発行日: 2013/01/24

タイトル(英語): A Conductor Impedance of Pipe-Type Cable due to the Proximity effect

著者名: 雨谷 昭弘(同志社大学),河村 一貴(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),Shendge Asha(同志社大学)

著者名(英語): Ametani Akihiro(Doshisha University),Kawamura Kazuki(Doshisha University),Nagaoka Naoto(Doshisha University),Baba Yoshihiro(Doshisha University),Shendge Asha(Doshisha University)

キーワード: インピーダンス|周波数応答|パイプタイプケーブル|ＥＭＴＰ|ＦＤＴＤ|impedance|frequency response|pipe-type cable|EMTP|FDTD

要約(日本語): 電力損失の観点から、近接効果による影響は定常状態での電力系統において非常に重要である。また、過渡領域においても近接効果により、導体抵抗の増加に伴いサージ波形が変歪することが報告されている。しかし、過渡領域での近接効果に関する実測はほとんど行われていない。本論文では、パイプタイプケーブルにおける伝搬特性を実験及びEMTPを用いて検討を行い、内部導体を偏心させた場合の近接効果の影響について明らかにした。

要約(英語): The proximity effect might be very important in a steady-state power system performance from the viewpoint of power loss. Unfortunately, there exists almost no measured data investigating the proximity effect for a transient. In this paper, propagation characteristics on a pipe-type cable are investigated based on EMTP simulations and experimental measurement.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,738 Kバイト