マルチレートサンプリング制御を用いた低サンプリングレートな人工衛星用Tip-Tilt Mirror制御法の提案

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: IIC14061

グループ名: 【D】産業応用部門 産業計測制御研究会

発行日: 2014/03/10

タイトル(英語): Study on the Multirate Sampling Control for a Tip-Tilt Mirror System with Low Sampling Rate on Space Observatory

著者名: 野内 敬太(東京大学),藤本 博志(東京大学),坂井 真一郎(宇宙航空研究開発機構 )

著者名(英語): Nouchi Keita(University of Tokyo),Fujimoto Hiroshi(University of Tokyo),Sakai Shin-ichiro(Japan Aerospace Exploration Agency)

要約(日本語): 高い指向精度・安定度が要求される観測衛星では擾乱の影響対策が技術課題のひとつである。擾乱とは衛星内部で発生する意図しない微小振動ことであり，太陽観測衛星「ひので」ではTip-Tilt Mirrorと相関追跡装置による画像安定化装置で対応した。2022年度打ち上げ予定の赤外線観測衛星「SPICA」ではTip-Tilt Mirror の対象天体が暗く，サンプリングレートが上げることが難しい。本稿ではこの問題に対しマルチレートサンプリング制御を用いた制御法を提案する

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,622 Kバイト