フラクタル解析を用いた牛ロース芯内脂肪交雑の定量的評価法

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: IIS12047

グループ名: 【D】産業応用部門 次世代産業システム研究会

発行日: 2012/03/30

タイトル(英語): A Quantitative Evaluation Method of Marbling in the Beef Rib eye Using Fractal-Based Analysis

著者名: 田中 等幸(岐阜県情報技術研究所),山田 俊郎(岐阜県情報技術研究所),大野 尚則(岐阜県情報技術研究所),棚橋 英樹(岐阜県情報技術研究所),丸山 新(岐阜県畜産研究所)

著者名(英語): Tanaka Tomoyuki(Gifu Prefectural Research Institute of Information Technology),Yamada Toshio(Gifu Prefectural Research Institute of Information Technology),Ono Naonori(Gifu Prefectural Research Institute of Information Technology),Tanahashi Hideki(Gifu Prefectural Research Institute of Information Technology),Maruyama Shin(Gifu Prefectural Livestock Research Institute)

キーワード: 脂肪交雑|ロース芯|肉質評価法|画像処理|フラクタル|Beef marbling|Rib eye|Meat quality evaluation method|Image processing|Fractal

要約(日本語): 和牛の肉質評価において脂肪交雑は非常に重要な要素である．脂肪交雑は，格付員の目視によって評価されている．近年，脂肪交雑の形状的特徴が食味性に関係することが知られ，その定量化が期待されている．本研究では，脂肪交雑の輪郭形状が統計的自己相似に表現できると仮定し，フラクタル解析に基づく定量化手法について提案する．本手法による定量化指標と肉質評価との傾向が一致し，脂肪交雑評価に関する定量的評価基準の可能性が示された．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 5,958 Kバイト