分割ルートハッシュ方式を用いたブロックチェーン利用トレーサビリティ管理システム

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: IS20052

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 情報システム研究会

発行日: 2020/10/12

タイトル(英語): Blockchain-based Traceability Management System Using Split Root Hash Method

著者名: 古家 直樹(日立製作所),長谷川 学(日立製作所),小坂 忠義(日立製作所),薦田 憲久(コーデソリューション)

著者名(英語): Naoki Furuya(Hitachi, Ltd.),Manabu Hasegawa(Hitachi, Ltd.),Tadayoshi Kosaka(Hitachi, Ltd.),Norihisa Komoda(Code Solutions)

キーワード: トレーサビリティ|ブロックチェーン|データ秘匿|サプライチェーン|Traceability|Blockchain|Data Confidence|Supply Chain

要約(日本語): Blockchainを利用したトレーサビリティサービスではデータの耐改ざん性は保証されるが、書き込み性能とデータの秘匿性が課題となる。そこで提案手法では、倉庫などの各拠点で発生した複数のトレーサビリティデータを利害関係者ごとに分けてルートハッシュを取り、複数のルートハッシュを1トランザクションに書き込む。約2,000件/秒の書き込み性能が達成され、秘匿性の要件を満たすことを確認した。

要約(英語): In traceability service using blockchain, write performance and data confidence are issues. We propose multiple traceability data is divided into stakeholders to obtain a root hash, and multiple root hashes are written in one transaction. The write performance about 2,000 record/second is achieved and the confidence requirement is satisfied.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,248 Kバイト