TMR磁気センサの開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MAG20120,MSS20056

グループ名: 【A】基礎・材料・共通部門 マグネティックス/【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム合同研究会

発行日: 2020/12/24

タイトル(英語): Development of TMR magnetic sensors

著者名: 大兼 幹彦(東北大学)

著者名(英語): Mikihiko Oogane(Tohoku University)

キーワード: トンネル磁気抵抗効果|磁気センサ|スピントロニクス|TMR|Magnetic sensor|Spintronics

要約(日本語): トンネル磁気抵抗素子を用いた高感度磁気センサ素子の実現に期待が高まっている。最近、センサ素子の高出力化と低ノイズ化により、非常に微弱な生体磁場を室温で計測することに成功した。また、このセンサ素子は、高感度非破壊検査や高精度電流センサへの応用にも期待が持たれている。本研究会では、これらの研究開発内容に関して、素子構造とセンサ特性の関係について講演する。

要約(英語): The high-sensitivity magnetic sensor device using tunnel magnetoresistive junctions is expected as a promising spintronic device. Recently, we have succeeded in measuring a very weak bio-magnetic field at room temperature by the TMR sensor. Further, this sensor is expected to be applied to high-sensitivity non-destructive inspection and current monitoring sensor.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,669 Kバイト