高感度SERS分析に向けた銀ナノ粒子二量体の凝集反応解析

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MSS12008

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム研究会

発行日: 2012/06/11

タイトル(英語): Analysis of aggregation reaction for silver nanoparticle dimers toward highly sensitive SERS

著者名: 片山 拓(京都大学),菅野 公二(京都大学),平井 義和(京都大学),土屋 智由(京都大学),田畑 修(京都大学)

著者名(英語): Katayama Hiroshi(Kyoto university),Sugano Koji(Kyoto university),Hirai Yoshikazu(Kyoto university),Tsuchiya Toshiyuki(Kyoto university),Tabata Osamu(Kyoto university)

キーワード: 分子検出|表面増強ラマン分光分析|銀ナノ粒子|ナノ粒子二量体|マイクロ流路|molecule detection |surface-enhanced Raman spectroscopy|silver nanoparticle|nanoparticle dimer|microchannel

要約(日本語): 本研究では，爆薬成分分子の高感度表面増強ラマン分光検出を目指し，マイクロ流路中で銀ナノ粒子溶液と検出対象分子溶液を層流混合し，２つの銀ナノ粒子の間に検出対象分子が架橋した凝集体(二量体)を検出領域内で高濃度に生成する手法を提案する．我々は，拡散方程式，凝集反応式を用いて粒子と分子の凝集状態を調べ，2種類の溶液の界面の数を増加させた時，検出領域内で二量体を高濃度に生成できるという計算結果を得られた．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,350 Kバイト