近赤外域における擬似電磁誘起透明化メタマテリアルの製作

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MSS13003

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム研究会

発行日: 2013/08/08

タイトル(英語): Fabrication of an electromagnetically induced transparency-like metamaterial at the near-infrared wavelengths

著者名: 穂苅 遼平(東北大学大学院),金森 義明(東北大学大学院),羽根 一博(東北大学大学院)

著者名(英語): Ryohei Hokari(Tohoku University),Yoshiaki Kanamori(Tohoku University),Kazuhiro Hane(Tohoku University)

キーワード: メタマテリアル|近赤外|電磁誘起透明化|Metamaterial|Near-infrared wavekengths|Electromagnetically induced transparency

要約(日本語): 金ナノ構造で構成されるメタマテリアルを製作し，波長850nm帯において擬似電磁誘起透明化を実験的に観測した．構造は双極子共振器と四重極子共振器を含む，周期450nmの周期構造であり，電子線描画によるレジストのパターニング，金の堆積，そしてレジストの剥離によって石英基板上に製作された．両共振器間のギャップ幅の変化に対応して，共振波長における透過率は27％から70％まで線形的に変化することを示した．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 4,894 Kバイト