ＭＥＭＳ振動発電の効率とは？

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: MSS20047,CHS20020,BMS20031

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 マイクロマシン・センサシステム/【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2020/07/06

タイトル(英語): How do you define the efficiency of MEMS vibrational energy harvesters?

著者名: 年吉 洋(東京大学)

著者名(英語): Hiroshi Toshiyoshi(The University of Tokyo)

キーワード: ＭＥＭＳ|振動発電|エナジーハーベスタ|効率|インピーダンス整合|Ｑ値|MEMS|Vibrational Power Generator|Energy Harvester|Efficiency|Impedance Matching|Quality Factor

要約(日本語): 「効率」は発電素子の特性を評価するための重要な指標であるが、はたして共通の理解の上で使われている言葉であろうか。単に「効率」と言う場合には、投入された機械的な仕事率（＝外力×速度）から電力への変換効率を意味する。ところが、ＭＥＭＳ振動発電素子に加わる外力は直接的には計測できないので、変換効率だけではベンチマークはできない。本チュートリアルでは振動理論から導出される様々な「効率」を解説する。

要約(英語): Efficiency of energy harvester quantitatively describes the goodness of power conversion from incoming mechanical power (= force x velocity) to electrical output but the force acting on MEMS cannot be usually observed by experiment. The tutorial will discuss on the oscillation theory to derive different “efficiencies” for MEMS vibrational harvesters.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,660 Kバイト