中赤外量子カスケードレーザの進展とその応用動向

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: OQD15031

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 光・量子デバイス研究会

発行日: 2015/03/05

タイトル(英語): Recent progress on Mid-IR quantum cascade lasers and their application trends

著者名: 秋草 直大(浜松ホトニクス株式会社),枝村 忠孝(浜松ホトニクス株式会社)

著者名(英語): Naota Akikusa(HAMAMATSU PHOTONICS K.K.),Tadataka Edamura(HAMAMATSU PHOTONICS K.K.)

キーワード: 中赤外|量子カスケードレーザ|レーザ吸収分光|Mid-infrared|quantum cascade laser|laser absorption spectroscopy

要約(日本語): 量子カスケードレーザは1994年にレーザ発振が初めて報告されて以来，精力的に研究開発が進められ，現在では汎用半導体レーザとして市販されるに至っており，レーザ吸収分光を応用した環境ガス計測や呼気分析などが実用化の段階に入ってきている。本稿では量子カスケードレーザの動作原理について概説した後，分光計測応用に必須となるシングルモード化について述べ，最近の応用動向について紹介する。

要約(英語): Since their invention in 1994, mid-infrared quantum cascade lasers have attracted increasing interest for several spectroscopic applications, such as environmental gas monitoring, breath-gas analyzer. In this paper, the commercially available single-mode lasers and their latest industrial applications will be reviewed.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 977 Kバイト