シアノ基架橋型配位高分子の原子力応用

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: OQD16020

グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 光・量子デバイス研究会

発行日: 2016/01/24

タイトル(英語): Cyano-group bridged coordination polymer applied to the disposal of nuclear wastes

著者名: 尾上 順(名古屋大学)

著者名(英語): Jun Onoe(Nagoya University)

キーワード: フェロシアン化物|放射光分光|光学物性|多電子効果|吸着剤|高レベル放射性廃液|ferrocyanides|XAFS|optical properties|many-electron effects|adsorbates|high-level radioactive nuclear waste liquids

要約(日本語): シアノ基架橋型配位高分子であるフェロシアン化物ナノ粒子を高レベル放射性廃液のガラス固化プロセスで問題となっている白金族元素PGMやモリブデンMoを一括回収するための吸着剤へ応用することを目的に、PGM/Mo各金属イオンの吸着機構を硝酸水溶液中における金属イオンの化学形態および吸着前後のフェロシアン化物の構造・電子状態の変化を分光・第一原理計算解析により解明する。

要約(英語): The structural and electronic properties of ferrocyanide nanoparticles and the chemical form of metal ions (Pd, Rh, Ru, Mo) in nitric acid solution are presented for disposal of high-level radioactive nuclear waste liquids.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 977 Kバイト