レーザー誘起バブルを用いたアクチュエータの基礎検討
レーザー誘起バブルを用いたアクチュエータの基礎検討
カテゴリ: 研究会(論文単位)
論文No: OQD19017
グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 光・量子デバイス研究会
発行日: 2019/04/13
タイトル(英語): A primitive study of a laser-induced water bubble actuator
著者名: 大森 繁(帝京平成大学)
著者名(英語): Shigeru Omori(Teikyo Heisei University )
キーワード: レーザー|バブル|アクチュエータ|半導体レーザー|970nm|カーボン|laser|bubble|actuator|Laser Diode|970nm|carbon
要約(日本語): 電気配線を用いない新たなアクチュエータ機構として、レーザー誘起バブルを用いる検討を行っている。レーザー誘起バブルは、これまで液体ジェットの発生に利用され治療用メスへの適用が報告されている。光源としては水に対する吸収が優れるHo:YAGが用いられてきた。本研究では、出力の時間変調が容易な半導体レーザー(LD)を用い、近赤外波長領域でもバブル発生が可能となるようカーボンパウダーを懸濁させた作動流体を用いることを提案している。アクチュエータ機能の原理確認実験として、波長970nmで最大出力180WのLDを用い、光ファイバー先端部にピストン・シリンダ機構を組付け、レーザー照射を行ったところ、ピストンとして用いたステンレスロッド(直径2.3mm)の往復運動を確認したので報告する。
要約(英語): Aiming to realize the newly actuator without any electric cable, the use of laser-induced water vaper bubble has been proposed and performed the principle confirmation experiment using carbon powder suspension for working liquid and an infrared Laser Diode (LD) of 970nm wavelength.
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,037 Kバイト
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