カーボンナノチューブ熱電発電素子の作製

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: PHS07036

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門　フィジカルセンサ研究会

発行日: 2007/12/07

タイトル(英語): Fabrication of Carbon Nanotube Tunneling Emitters for Thermoelectric Generation

著者名: 倉橋 宏明(東北大学大学院工学研究科ナノメカニクス専攻)

著者名(英語): Hiroaki Kurahashi(Department of Nanomechanics,Graduate school of Engineering,Tohoku University)

キーワード: カーボンナノチューブ|熱電発電|高効率|トンネル効果|ナノギャップ

要約(日本語): 本研究ではカーボンナノチューブを用いた熱電発電素子を提案し作製した。この素子は非常に狭い真空ギャップを保ちながら対向させたエミッタとコレクタに温度勾配を持たせると、トンネル効果によってエミッタから電子が移動し、コレクタで受け取られることで発電素子として作用する。エミッタはTiN電極基板上にCNTを成長させSiO2で埋め込み、ナノギャップ形成のため、研磨で表面を平坦にして作製した。またこれらの表面観察および電流電圧特性を測定した。

要約(英語): This paper reports on the concept and fabrication of a novel thermoelectric generator based on carbon nanotube (CNT) emitters with a tunneling gap to an opposite electrode. Thermal energy enhances tunneling of electrons from the carbon nanotubes. Due to n

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 784 Kバイト