インピーダンスマトリクス法による誘導電動機の時間高調波の分析試験

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: RM19119

グループ名: 【D】産業応用部門 回転機研究会

発行日: 2019/10/16

タイトル(英語): Experimental analysis of time harmonics by impedance matrix method for induction motors

著者名: 米谷 晴之(三菱電機),坪井 雄一(東芝三菱電機産業システム),山本 修(職業能力開発総合大学校)

著者名(英語): Haruyuki Kometani(Mitsubishi Electric Corp.),Yuichi Tsuboi(TMEIC),Shu Yamamoto(Polytechnic University)

キーワード: 誘導電動機|インピーダンスマトリクス|時間高調波|損失|単一高調波印加試験|零相インピーダンス|Induction motors|Impedance matrix|Time harmionics|Loss|Single-harmonic-input test|Zero-sequence impedance

要約(日本語): インバータで駆動される誘導電動機において、時間高調波損失を簡易的に評価する方法として、インピーダンスマトリクス法を紹介する。インピーダンスマトリクスは回転子を拘束した単一高調波印加試験から測定できる。400W機の実負荷試験により、本手法から得られた零相を含む高調波インピーダンスを用いることで、負荷時の時間高調波による損失が十分評価可能であることがわかった。

要約(英語): In induction motors driven by inverters, the impedance matrix method is introduced as the simple method to estimate time harmonic loss. The impedance matrices can be obtained by the rotor-locked and the single-harmonic-input tests. By the load tests of 400W machine, we found out that the time harmonic losses on some load conditions can be sufficiently estimated.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,386 Kバイト