永久磁石同期機の磁極非対称化によるトルクリプル低減技術

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: RM19125

グループ名: 【D】産業応用部門 回転機研究会

発行日: 2019/10/16

タイトル(英語): Reduction of torque ripple by applying an asymmetric rotor to PMSM

著者名: 伊藤 誠(日立製作所),杉本 愼治(日立製作所),高橋 暁史(日立製作所),民谷 周一(日立インダストリアルプロダクツ),櫛田 昂歳(日立インダストリアルプロダクツ)

著者名(英語): Makoto Ito(Hitachi, ltd.),Shinji Sugimoto(Hitachi, ltd.),Akeshi Takahashi(Hitachi, ltd.),Shuichi Tamiya(Hitachi Industrial Products, Ltd.),Takatoshi Kushida(Hitachi Industrial Products, Ltd.)

キーワード: 永久磁石同期機|トルクリプル|非対称ロータ|両回転|PMSM|Torque ripple|Asymmetric rotor|Bi-rotation

要約(日本語): PMSMのトルク脈動を抑制する手段として、物理的に固定子や回転子をスキューする方法がある。本研究ではPMSMを対象に、物理的なスキューを適用せずにモータの回転方向によらずトルク脈動を低減できる非対称ロータを開発した。具体的には、複数の磁極形状を有するロータに対して、線対称性を付与する事で、トルクおよびトルク脈動の回転方向依存性を解消でき、かつトルク脈動の低減が可能であることを明らかにした。

要約(英語): In this study, an asymmetric rotor was developed to reduce torque ripple regardless of the rotational direction of the rotor. Specifically, the rotor has multiple pole shapes and a linear symmetry. FEM calculation revealed the structure can eliminate rotational direction dependence of torque and reduce torque ripple.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,392 Kバイト