磁気飽和特性をもつIPMSMに対する位置センサレス制御の過変調運転時性能

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: SPC13071,MD13013

グループ名: 【D】産業応用部門 半導体電力変換/【D】産業応用部門 モータドライブ合同研究会

発行日: 2013/06/15

タイトル(英語): Performances of Position Sensorless Control for IPMSMs with Magnetic Saturation Characteristics in Overmodulation Drives

著者名: 中村 俊貴(中部大学),長谷川 勝(中部大学)

著者名(英語): Toshiki Nakamura(Chubu University),Masaru Hasegawa(Chubu University)

キーワード: 埋込磁石同期電動機|位置センサレス制御|磁気飽和現象|過変調運転|最大トルク制御軸|IPMSM|Position Sensorless Control|Magnetic Saturation|Overmodulation Drives|Maximum Torque Control Frame

要約(日本語): 本稿では，顕著な磁気飽和特性をもつIPMSMに対する最大トルク制御軸(γ-δ軸)に基づく過変調運転法を提案する。最大トルク制御軸を指向する磁束モデルとγ軸電圧を優先した電圧指令値修正法を組み合わせることにより，磁気飽和現象・位置センサレス・運転範囲拡大における問題の同時解決を図る。さらに，提案法の妥当性を示すため，シミュレーションにより最適電流位相の推定，負荷応答ならびに加速性能の評価を行う。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,405 Kバイト