線路潮流感度による送電線混雑緩和に関する一考察

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-119

グループ名: 【全国大会】平成13年電気学会全国大会論文集

発行日: 2001/03/21

タイトル(英語): A Study on Relieving Transmission Congestion Using Line Flow Sensitivity

著者名: 諏訪 三千男(早稲田大学),大高 敏也(早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)

著者名(英語): Michio Suwa(Waseda University),Toshiya Ohtaka(Waseda University),Sinichi Iwamoto(Waseda University)

キーワード: 電力潮流の電源別色分け|送電線混雑緩和|線路潮流感度|電力潮流計算|電力系統

要約(日本語): 近年電力系統において、電源の遠隔化・負荷の都市部への集中化が進んでおり、これに伴い一部の送電線に局所的に負荷が集中し、送電線の混雑緩和問題が注目されてきている。これに対し本稿では、まず発電機出力の線路潮流への感度求め、これを用いることによって発電機出力を再配分することにより、このような問題に対処する方法を提案する。線路潮流の感度を求める際には電力潮流の電源別色分け法を用いるのであるが、いくつかの手法が提案されてはいるものの現在ではまだその手法が確立されていない。よってまずこれに関して考察を行い、提案法へ応用していく。そして３機９母線系統でシミュレーションを行い、提案法の有用性を検証する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 218 Kバイト